
Sookie-Sookieって???
“ソウル・ジャズバンド”???
まず、変なバンド名。
これは実は、ソウル〜ファンクミュージックのスタンダード曲である。
知る人には懐かしい響きだ。敢えてこの曲名を拝借した。
このバンド、メンバー全員ジャズフィールド(それも、ビバップを主に指向してる)で
活動している。従って正真正銘、身も心もソウル〜ファンクに根ざした演奏とは
違う。ジャズ系のミュージシャンがソウル〜ファンク系の音楽を追求した形、と
思って頂いて結構である。
アシッド・ジャズが流行してはや10年近く、この手の音楽は少しではあるが
音楽シーンに定着したようで、あらゆる所で使われている。
オルガン、ギター、サックス、ドラム、パーカッションからなる編成で
1960〜70年初頭のサウンドを「再現」させている。
シンセサイザーやコンピューターの打ち込みの音とは無縁な、アナログな響きだ。
特にハモンドオルガン・・・現代においてこれほど手間がかかり、面倒な楽器も
珍しい。運搬も大変で(このバンドではB-250型という、ポータブルタイプではあるが
充分重たい)、ハモンドの代名詞でもあるB-3は他のどの楽器にも出せない、独特の
サウンドだ。このサウンドでほぼ音楽が決まってしまうほどの影響力がある。
レズリー・アンプというハモンド専用の大きなスピーカーから出てくる音は、何物にも
変えがたい迫力があり、是非とも体験してもらいたい代物だ。
オルガンと良く合う楽器、それはコンガ(パーカッション)である。
ストレートアヘッドなジャズにおいては、敬遠されがちな楽器であり、ドラムの補助的な
使われ方しかなかった。しかしオルガンとならば、その「魅力」が発揮される。
エネルギッシュな音同志、うまくブレンドするのだ。
理屈抜きに楽しめる、それでいてジャズの即興性を生かした音楽を目指している。
とにかく、このサウンドを体験してほしい。